⑧ 計画と実行はどうあるべきか。(PDCA)

❶ PDCAとは

「Plan=計画」

「Do=実行」

「Check=評価」

「Action=改善」

の4つの英単語の頭文字で、「PDCAサイクル」とも呼ばれます。P→D→C→A→P……といった具合に、4つの段階を循環的に繰り返し行うことで、仕事を改善・効率化することができる方法。

経営学の初期の時期から1950年ごろからの着想。

❷ PDCAに対する悪意のある見方

そもそも、研究室の中で生まれたフレーム。

米国のウィリアム・エドワード・デミング博士という高名な学者が1950年ごろ工場の品質向上のために提言したもの

現場になじまない。

概念として存在するがHow to の話になると具体性がなかなか存在しない。

本格的に取り入れると、運営がストレス。

もはや海外(欧米)では古い習慣として扱われることのほうが多い。

❸ ほぼ企業の中心的計画は 年度計画

年度の計画が中心的な計画。そう考えた時、どこでチェックして、どこでDoするべきというのか?

プランの際圧倒的に売り上げ目標を精緻に作り、その他の作るべき計画がないがしろにされている。

年度の途中でのプランの改善は事実上不可能。

・合意形成・調整業務・準備期間が必要である以上事実上は不可能である。

❹ 年度計画の取り回し

・計画の期間は一年。四半期で確認をする。半期のところで、後半の行動の若干の見直しをする。

・目標としては

  • 金銭的目標
  • 行動計画の目標設定
  • それらを可能にする資本計画
  • それらを可能にする人事計画

これら1)2)3)4)を必ず計画すること。

❺ ゴール目標の少し先を考えておく

・予定よりうまくいった場合は、その余力の使い方を想定しておく。

・予定よりうまくいかなかった場合のやるべきこと(4方針)4を決めておくこと。

❻ 年度終了時点の処理に時間をかけない

◇未達の場合の責任の取り方

・減給

・降格

・解任

◇達成の場合の報酬

・査定

・昇給

・登用

最終的に年度計画の終了は、収益の配分と査定と評価で終わる。事前にそのある程度の想定を合意しておくことが必要。悪い結果が出た時に、犯人探しをすることほど無駄なことはない。