社長のあるある ① 社外は利口、社内はバカ

◆ 日本の社長は「家長」であるので、圧倒的上位者の認識が存在する。

主従関係というよりも、所有関係に近い意識が存在する。従業員は社長のモノ(人)。

一家の大黒柱である父親のいうことが絶対であるのと一緒である。

息子:「おやじはいつになったら俺を認めてくれるんだよ!いつまでも俺は

    子供じゃないんだよ!いい加減一人前と認めてくれよ!」

おやじ:「まだまだだめだ」

実力とは関係のない次元で認められない構造がある。しかも、おやじは、愛情は豊かなのである。ポジションは与えられるが、実力は認められない。

欧米の雇用関係は「契約」がもとになっているので、上下の関係性など関係ない。

ミッションをこなせば、実欲を認める。実力にあったポジションを与える。実力がなければポジションを奪うだけ。

社長が、社員のことを自分より「利口」だと認めにくい習慣がる。それは家族的経営の弊害である。