⑥ 〇△□ 記号の力

❶ 仙厓和尚作 □△〇

殿様やお金持ちに媚びることなく、易しく禅の教えを説き、

博多の人々に愛された仙厓さん。
この高僧仙厓さんは、最期の時を迎え、さぞ立派な言葉を残したであろう。

ところが臨終の仙厓さんの口から出た言葉は「死にとうない、死にとうない」であった。
まさかこんな言葉が出るとは予想もしなかった弟子達はあわててその真意を訪ねたが
「ほんまに、ほんまに」といったと伝えられている。

仙厓和尚の□△〇の絵画。本人は最後までその意味することを語らなかった。有力な説は宇宙を表したのではないかと推測されている。

❷ 〇△□信仰

我々は、かなり膨大で、難解な情報を整理し、〇△□という図形の力を借りて伝達する。

〇△□には人の理解を劇的に早める効果効能がある。力がある。

言語だけで伝わりにくいことも、〇△□を使うと伝わる。

ビジネス研修、セミナー、MBAでこの効果を使ったビジネスフレームを教わることはできる。しかし、〇△□の力は、これにとどまらない。〇△□から発想が生まれる。

❸ ヒントビジュアル 〇 

〇は、ケーキの切り分けのように示すことが多い。この印象があれば、それに導かれる。

〇を重ねれば、ベン図になる。集合を考えられる。

❹ ビジュアルヒント □

□は、ポジショニングや売り上げ構成の全体を表す。

❺ ビジュアルヒント △

市場全体の構成を表現できる。三層に分けて使うことが多い。