③ キャリアカウンセリング

国家資格:キャリアコンサルタント

民間資格:CDAキャリアディベロップアドバイザー

カウンセリングをお受けします。その前に、人的サポート業務に各種呼び名がありますよね。コンサルティング、コーチング、カウンセリング。ある意味において全て同じともいえます。そのクライアントさんとのかかわり方が少し違うような気がします。

カウンセリング:多くの場合、悩み、モヤモヤ、などがそのかかわりの発生になります。少し、マイナスな状態ネガティブな状況からスタートすることが多いです。クライアントに対して支援する姿勢で寄り添います。傾聴から始まり、ご自身の自己概念の成長を支援します。

コーチング:クライアントさんと目標を設定して、そのゴールに向けて伴走します。独走ではなくて少し後ろから伴走して応援します。ペースを維持し、ステップを確認を行います。クライアントさんとのかかわりに関しては横に寄り添う感じで接していきます。マイナス要素の改善にも目を向けますが、基本的には将来のあるべき姿、理想、目標、目的に対して共に進むイメージです。ゴルフのキャディ、テニスのメンタルコーチなどを思い描いていただければいいと思います。

コンサルタント:クライアントに対して持ちうる技術、技術を提供し、提案を行い目標目的の達成に向けて、効率化します。コンサルタントは、目標達成のために必要な情報を提供することが求められます。クライアン情報を提供するトとの寄り添いに関しては、情報、技術の提供という意味においては指導的立場になります。しかし、学校の先生のようにすべてを指示する立場ではありません。コンサルティングの基本もまた、傾聴です。状況を(クライアントの心情も含む)を正確に知ることから始めます。

カウンセリングもコーチングもコンサルティングもすべて、傾聴から始まり、クライアントを支持することには何ら変わりはありません。私としては、中小企業の皆さんにあまりなじみがないかもしれませんが、個々人の仕事意識、キャリア意識を確立することから企業の全体方針を考えることがあってもいいと思います。実際には、キャリアカウンセリングから取り掛かることをお勧めいたします。