経営者：事業主のご相談お受けいたします。本来コンサルタント業の場合、この相談事を一番上に置いてくるのが主流かと思います。コンサルタントの仕事は、相談事「悩み」「問題」「課題」を事業主からお伺いすることから仕事が始まる、ということをよく聞きます。これはもちろん、悩みをよく聞いてからアドバイスするようにとコンサルタントを戒める意味の言葉です。その意味においては正しいのですが、いきなり、悩みを聞く、ということに少し疑問を感じます。実はこの「悩み」「問題」「課題」を見つけること自体が結構難しいのです。また、永年の習慣の枠の中では、悩みが固まり切ってしまっていたりします。 研修は単純なお勉強ではなく、目線、視座、とらえ方の習得に力点を置いております。なので、この中でビジネスの枠組みを一度先に見直していただきたいのです。もしかするとそれだけで、「悩み」は「課題」に変化していくかもしれません。 なので、私は、仕事の順番としても、「研修」→「コンサルティング」が望ましいと思っております。私の場合、「研修」と「コンサルティング」は一体であると考えております。